オペラオー流徒然草

競馬のことや最近気になっているゲーム・ラノベ・マンガ・アニメについて徒然なるままに。

電子漂民は朝日杯FSの夢を見るか

1枠1番 カイザーノヴァ 池添謙一 矢作(栗東

父モーリス 母ステラリード 母父スペシャルウィーク

なんと4頭出しのゴドルフィン。その先鋒がムーアも認めたモーリス産駒・カイザーノヴァ(ry嘘ですハナズレジェンドで有名な広尾レースの所有馬です。ほんとに似てるんですよね勝負服。ちなみにゴドルフィンとの違いは腕の輪っか模様の色です。緑が広尾、水色がゴドルフィン年度代表馬モーリスの初年度産駒であり、海外遠征でも実績がある矢作厩舎所属。6番人気での新馬戦勝利、4番人気でのクローバー賞勝利を始め、4戦して一度も1番人気になっていません。北海道開催ではなかなかしぶとい足を使っていて面白かったのですが、3Fの持ち時計が35秒フラットでは流石に厳しい気がします。マイルの持ちタイムは前走デイリー杯で記録した1.33.3とこれだけ見るとなかなか良い気がしますが、勝ち馬レッドベルオーブからは0.9秒も離されていました。僚馬のホウオウアマゾンは同じ位置で競馬して2着に粘っており、現時点で2頭も実力差のある相手がおり厳しいと言わざるをえません。モーリス産駒の仕上がり具合も、正直初年度2歳組に関してはあまりパッとしない印象です。最内枠はかなり好走傾向にありますが、中山から阪神に変わって枠の有利不利も徐々に解消されてきた感があります。無印。

 

 

2番グレナディアガーズ 川田将雅 中内田(栗東

父Frankel 母ウェイヴェルアヴェニュー 母父Harlington

今度は見覚えのある勝負服。最強クラブサンデーレーシングの放つフランケル産駒・グレナディアガーズ(言いにくい)です。真っ先に浮かぶ所感としては「制御しにくそう」。前走11月の阪神芝千四未勝利で初勝利を上げたのですが、それまでに7月の新潟千四新馬2着、9月の中京芝マイル4着(1着レッドベルオーブ1.2秒差)と大苦戦。鞍上は一貫して今回乗る川田将雅ジョッキーが務め続けていますが、豊富なスピードと前向きすぎる気性が悪魔合体して一歩間違えば暴走特急になりかねない馬だなという印象です。2走目の中京未勝利がまさにそれで、良馬場の芝で3F37.0という激遅タイムを記録しています。勝ち馬のタイムが1.33.1とかなり優秀だったので超ハイペースだったことは間違いないですが、同じ番手でレースした次走阪神未勝利では1.20.4という好タイムを上がり3F34.3で纏めており、馬の気分次第では先行しても直線でさらに伸びます。父フランケルの信頼感からの色眼鏡ということもありえますが、正直素質は非凡です。

 

3番○地ビゾンテノブファロ 山田敬士 小桧山(美浦

プリサイスエンド 母テラノクリスティー 母父アドマイヤボス

ある意味すごい。メンバー中まず間違いなく一番血統的に安い馬でしょう。やれフランケル産駒だ、やれゴドルフィンが誇る世界的良血だと、とんでもない血統の馬がひしめく近年の日本競馬において、むしろこの馬の血統表は輝いて見えます。もっともアドマイヤボスプリサイスエンドも自身の種付け料が安いだけで良血ではあるのですが、、、。門別と中央あわせてすでに10戦もしているタフネスホースなのですが、使われるたびに確実に良化しており、この血統なのに芝にも対応し始めているのは面白いところ。とはいえこの成績では馬券に絡めるのは厳しすぎます。デイリー杯ではレコードペースの中34.5の末脚で4着に追い込みましたが、次走のベゴニア賞ではデイリー杯より2.5秒も遅いペースの中34.3の脚しか使えず、最後かわされて4着。厳しいです。

 

4番ショックアクション 戸崎圭太 大久保(栗東

父Gleneagles 母Reset In Blue 母父Fastnet Rock

今度は本物のゴドルフィンの刺客。しかも今一番期待をかけられている「馬場ソムリエ」ことグレンイーグルス産駒。母父も欧州では流行りのファストネットロックなあたり殿下の本気度が伺える血統です。どうみても欧州でデビューすべき血統ですが何を思ったか阪神芝1400m戦でデビューし鞍上の小崎ジョッキーがロデオボーイをしている間に惨敗。その後新潟へ1ヶ月島流しの刑に遭いましたが、ここでとてつもないパフォーマンスを披露し一躍2歳のトップホースの一角になりました。あまり話題になっていませんが、正直現時点での純粋な競走能力はこのショックアクションと後述のアスコルターレの2強だと思います。坂のない新潟とはいえ、マイルの重賞を楽な手応えで上がり最速の脚を使って勝っている点や、何より朝日杯の直前追いきりで馬なりなのにラスト2Fメンバー中最速タイムを叩き出している点から、出走馬の中では最強と判断しました。しかも坂路です。新潟でしか勝鞍がありませんが、坂は苦手ではないのです。馬なりで直前にあまり負荷をかけなかった部分も高評価です。戸崎ジョッキーは前走も騎乗しており、臨戦態勢も全体的に抜かりがないですね。

 

5番 ドゥラモンド 武豊 手塚(美浦

ドゥラメンテ 母シーズインクルーデッド 母父Include

武豊ジョッキーの中央全G1制覇チャレンジの今年のパートナーです。父を彷彿とさせる、、、という感じでは今の所ないのかなと思うのですが、名前のせいか父の後継者としての期待を(主にメディアに)されているようですね。レースぶりがぜんぜん違うように見えるのですがそれは。以外にも良馬場で走ったことがなく、高速馬場での性能が未知数という怖さがあります。父譲りなのであれば坂を登りながら加速したりできそうですが、、、。新馬アスター賞を共に稍重馬場の中快勝。特に前走アスター賞は早仕掛けから2着イルーシヴパンサーの追撃を凌ぎきり、上がりはメンバー最速という離れ業をやってのけた。とはいえ正直微妙。タイムは遅いし、レースぶりも非凡な雰囲気は感じられませんでした。他にもドゥラメンテ産駒には大物感がある仔が居ますのでそちらは後述します。もちろん弱いということはないのですが他の出走馬に比べてどこか特別に優れているということはありません。展開次第で前残りはあるかも。

 

 

6番ブルースピリット

 

またしても青い刺客、ゴドルフィンの持ち込み馬ブルースピリットです。初見でブルーシンフォニー(新潟2歳S2着)と同じ馬かと勘違いしました。せめて名前は似たのにしないで、、、。さて、ショックアクションの項でも触れましたが、ゴドルフィンは本当に臨戦過程が素晴らしいです。この馬は6月デビューで周りがまだ仕上がっていないうちにさっさと勝ち上がってしまってから秋までじっくりと調整を進め、11月半ばに本番に近い阪神1400mで叩いて中3週で本番という、まさに理想のスケジュール。もちろん順調に勝ち上がっているからこそ出来たことですが、そもそも能力を期待しているからこそ最初から朝日杯狙いだったわけですし、つくづくレースプランを組むとはこういうことかと感心させられました。ダビスタの参考にします()。追い切りも併せで6Fと結構しっかり負いましたが、馬なりで終始楽な手応えの割に4F52.7-1F12.4という好タイムをマークしました。もう一つ臨戦過程のキーマンとして鞍上の藤岡佑介ジョッキーがポイントになると思います。そもそも今年ノリにノッていますし、何よりデビューからの2戦で手綱を握り、今回も乗り替わり無しで行けるところは大きなアドバンテージになるでしょう。正直血統、臨戦過程ともにお隣のドゥラモンドに全く見劣りしないですし、3戦連続ヤネが替わって正直鞍上弱体化感が否めないあちらさんには負けられないと思います。

 

7番ステラヴェローチェ 横山典弘 須貝(栗東

父バゴ 母オーマイベイビー 母父ディープインパクト

ここまで2戦2勝。最重要ステップレースであるサウジアラビアRCを勝利し、例年であれば2歳チャンピオン既定路線なのですが、、、。肝心のサウジRCが超泥んこの不良馬場で勝ちタイムは驚異の1.39.6!1700mのレコードに迫る遅さでした。確かに目に見えて走りにくそうな馬場のなかこの馬だけが次元違う脚(3F36.8)で突き放して圧勝したレースではあるのですが、ぶっちゃけ道悪が得意な馬ならこのペースで36秒台の終いは出せないとおかしいですし、2着だったインフィナイトの先週のJFでの凡走を見ましても、レースレベルがとんでもなく低かったのではという気がしてなりません。新馬戦は今回と同じ阪神芝マイルで勝利していますが、このレースも稍重だったためタイムは1.36.4(3F35.7)と普通より遅め。正直マイルを2戦連勝していると言えど、この戦績では全く判断が付きません。調教の様子は非常に良く、特に前走抜け出すときに見せた反応の良さと瞬発力は健在に見えました。タイムはショックアクションやグレナディアガーズ(8F51.4秒)には及びませんでしたが、差しに徹すれば優勝を狙える切れはありそうです。できればスローでの瞬発力勝負に持ち込みたいところでしょう。

 

8番レッドベルオーブ 福永祐一 藤原(栗東

ディープインパクト 母レッドファンタジア 母父Unbridled's Song

押しも押されぬ一番人気。おそらく当日も一番人気となるでしょう。米国で最強馬を産みまくったアンブライドルズソング牝馬にディープを付けた夢の配合。前評判通り新馬戦から非常にいい動きをしており、2着ながら勝ち馬とタイム差なし、3着にはキッチリ1馬身半差をつけた。2戦目の中京未勝利戦芝マイルを1.33.1という驚異のレコードで制すると続くデイリー杯2歳Sもレコード勝ち。特にデイリー杯は今回と同コースでのレコード勝利ですから、もはや2歳チャンピオンに一番近いのはこの馬と言っても過言ではないでしょう。スピードもありコース適性もあり完成度も高く気性も致命的な悪さではない。一見完璧に見えますが、弱点は最初の新馬戦と追い切りに表れていました。新馬戦の敗因はとてもわかり易く、スローペースだったためです。稍重でタイムが出にくかったのもありますが、勝ち馬を最後まで捉えることが出来なかったのは、相手が脚を残していたのと、レッドベルオーブがそこまで切れる脚を使えないからのように見えました。デイリー杯では超ハイペースの中最後34.0というかなり速い上がりを記録していましたが、かなり内をロスなく回っていましたし直線遮るものがなくスムーズに競馬ができた結果速くなったのではないかと思います。と言いつつ3Fの持ちタイム34.0秒は今回のメンバーではバスラットレオンとテーオーダヴィンチに次ぐ3位の数値なので、瞬発力でも上位には違いありません。もはや当日大雨で重馬場にでもならない限り死角が見当たりませんね、、、。

 

9番テーオーダヴィンチ 浜中俊 岡田(栗東

ダイワメジャー 母シークレットジプシー 母父Sea Of Secrets

ダイワメジャー産駒は最近不調なのですが、それでも2歳戦では相変わらず存在感を示してくれています。マイルで2連対し、前走朝日杯と同じコースの阪神未勝利で初勝利。その際揚り3F33.9という破格のタイムを出しました。上がり3F33.9は前項でも述べたとおりメンバー中2位の上がり。マイルに限定するとメンバー最速になります。が、実はこのレース全体のタイムが結構遅いです。レコードだったレッドベルオーブの未勝利が1.33.1だったのに対して、テーオーダヴィンチの勝った未勝利は1.35.2と2秒以上遅いのです。まぁレコードのレースと比べたら大体のレースは遅くなるのですが、スローで上がり勝負だったのは間違いないと思います。実際この未勝利戦では他にも上がり3F33.9を記録した馬が2頭いて、34.0も1頭、34.1も1頭と、この馬だけが特別上がりが速かったわけではないのです。今回はおそらく良馬場なら1.33台での決着になると思いますので、この馬には少し荷が重いかなという気がします。

 

10番アスコルターレ 北村友一 西村(栗東

ドゥラメンテ 母アスコルティ 母父Danehill Dancer

今年のドゥラメンテ産駒で一番の完成度だと思います。新馬の段階ですでにかなり完成された走りをしていましたが、前走もみじSではドゥラメンテ産駒が苦手だと言われている稍重の馬場で前の馬をきっちり捉えて勝利。2ヶ月空きましたが追いきりの動きは非常に良く、1400mでの勝利実績が重要なこのレースに於いては注目しておくべき馬だと思います。追い切りは馬なりでタイムこそ平凡でしたが、ラスト1Fでギアが明らかに上がっており、レースで見せていたヨレる仕草を一切見せなかったのが好感を持てました。まっすぐ走ればアタマもあると思います。

 

11番バスラットレオン 坂井瑠星 矢作(栗東

キズナ 母バスラットアマル 母父New Approach

この馬も穴馬になるんでしょうか。人気が低い馬にも上位馬と遜色ないような部分が多くて困りますね。この馬はメンバー中最速の3F時計33.6を記録しています。しかもそれを札幌芝1800mでやっているのですからすごいことです。正直コーナーが急で洋芝な上に急坂まで備えた札幌で33秒台の脚が使えるならもはやどこでも負けないと思うのですが、やはりそううまい話があるわけもなく、案の定超スローペースで2着馬も同じ33.6の上がりになっていました。同じコースの札幌2歳Sでは驚異の末脚を評価され1番人気になりましたが、後に阪神JFを勝つソダシとJFで3着になるユーバーレーベンに上がりで0.6以上負けて3着に敗れました。ラジオNIKKEI京都2歳Sも全く振るわず6着。正直勝てる要素がなく厳しいと言わざるを得ません。

 

12番ジュンブルースカイ 岩田康誠 友道(栗東

ドゥラメンテ 母ジュントップヒトミ

ここまで3戦して1着ー2着ー3着。しかも3戦目はG3の東スポ杯で上がり2位の脚を繰り出しての3着なので、正直軽視されすぎている気がします。東スポ杯は今年の2歳戦にしては珍しい上がり勝負で、タイムもそこまで速くもなく遅くもなく、このペースで33.6の上がりならむしろ優秀だと思います。武豊ジョッキーが乗り代わったのは正直良くわかりませんが、今までのレースぶりを見る限りレッドベルオーブやステラヴェローチェと並ぶくらいのパフォーマンスを見せていると思います。ただ初戦と2戦目が前目で競馬してなかなか脚を伸ばせなかったので、先行しないでほしいなとは思います。今回はおそらくペースが早くなると思いますし、後ろで競馬をして直線で弾けてくれればワンチャンスですね。

 

13番ホウオウアマゾン 松山弘平 矢作(栗東

キングカメハメハ 母ヒカルアマランサス 母父アグネスタキオン

今書いていていて気が付きましたが父キンカメで母父タキオンなんですね。これだけ見ると相当身体が弱そうに見えますが、しかしここまで4戦を戦い抜き、使うたびに馬が良化しているのはさすが矢作厩舎と言ったところでしょうか。新馬戦はあまりにも騎乗がヒドすぎたので割愛しますが、続く阪神未勝利は2番手抜け出しから2着スーパーホープを寄せ付けず完勝。続く中京の野路菊Sはマイペースで逃げて上がりも最速、2着以下と全く差が詰まらない圧勝でした。前走デイリー杯はスーパーレコードペースの中を2番手で進め、内を回って追い込んできたレッドベルオーブと最後の最後まで競り合いタイム差無しの2着に粘りました。根性だけでは競り合えません。なんと上がりもメンバー中2位。レコードペースを2番手で進めて上がり2位ということは、あのペースについていったのは暴走ではなくしっかりと折り合えていたということです。今回も先行馬が多く相当なハイペースが予想されますがいいポジションを取りつつ最後まで脚を残せそうな能力を持っているのはこの馬だけなのではないかと思っています。外枠は位置取りに若干難がありますが、過去のコースデータ的には枠や脚質の有利不利は全く無いので松山ジョッキーには自身を持って乗って欲しいですね。

 

 14番モントライゼ C.ルメール 松永(栗東

ダイワメジャー 母ムーングロウ 母父Nayef

ルメールジョッキー騎乗ということで枠が出る前くらいは1番人気になるだろうとの見方が強かったように思いますが、流石に短距離馬の印象が強すぎたのか今は5番人気くらいで推移しているようです。京王杯2歳Sという過去にはエイシンアポロンやタワーオブロンドン、グランプリボスなどを輩出した重要な前哨戦を勝っているのですが、上がりが非常に遅く正直今回のメンバー相手には厳しい印象があります。操縦性がいいのかここまで4連対と成績は抜群なのですが、その全てが3コーナーまでの通過順2番手以内で上がりはルメールが乗った前走の34.5が最速。しかもこのレースメチャクチャなハイペースだったり馬場が悪かったわけでもなく、2着のロードマックスは33.7の脚で追い込んできていますし、3.4着も34.0の脚を使っていますから、モントライゼだけが遅いのです。勝ちパターンとしては前走のように4コーナーで早めに突き放して粘り勝ちしか無いと思いますが、このコースのレコードホルダーやら前走あと5メートル直線が長かったら差し切られていた馬やらを相手に初のマイルでそれができるのでしょうか、、。複勝圏内に入る可能性はありそうです。

 

15番ロードマックス 岩田望来 藤原(栗東

母はアメリカの芝重賞を勝っているドバウィ産駒の良血馬。ロードホースクラブはこういう馬をよく持ってこられるなぁと感心してしまうほどの、メンバー屈指の良血馬です。デビュー戦から岩田望来ジョッキーが手綱を握って新馬勝ち。続く新潟2歳ステークスは馬がかなり幼いところを見せて直線では右へ左へ右往左往。まっすぐ走れば伸びてはいるのですが、課題が残るレースでした。そして前走の京王杯では、解決策として大外一気を選択。それが見事にハマりメンバー最速の上がりであわやの2着に突っ込みました。正直前走のような差しができれば上位進出は間違いないのですが、今回は初の右回り、ジョッキーもまだ経験が浅いので、絶対複勝圏内ですとは言い難い感じがします。能力は間違いなく高いと思いますし来年のことを考えても適正距離がどの程度なのかこのレースで見せてもらいたいですね。

 

16番スーパーホープ M.デムーロ 藤原(栗東

キズナ 母ケンホープ 母父Kendargent

ケンホープってもしかしてと思ったらヨーロッパで活躍していたあのケンホープだったのですね。血統的に欧州で繁殖として需要がありそうだなと思っていたのですが、日本につれてこられたのは結構すごいことなんじゃないでしょうか。ドイツ血統の重賞馬とか貴重ですからね。まぁそれはおいておきまして。仕上がり早の両親の影響か当初から素質あるレースをしていました。今回と同舞台の阪神未勝利では勝ち馬ホウオウアマゾンと同じ上がりで2着。なんとデイリー杯でもホウオウアマゾンと同じ上がりで3着と、目立ちませんが今回の上位人気に匹敵する能力の持ち主です。ただしレースは中団~後方で進めることが多く、なかなか最後が届かない事が多いのが苦しいところ。差し馬の割にあまり切れる脚を使える方でもないというのも痛いです。とは言え大外枠ですから、邪魔されない位置で楽に進めて、直線でも邪魔されない大外を回して最後に懸けるしか無いのではないでしょうか。