オペラオー流徒然草

競馬のことや最近気になっているゲーム・ラノベ・マンガ・アニメについて徒然なるままに。

電子漂民は日本ダービー2018を観戦するか?

もはや予想ですらないです

 

 

 

1枠 ダノンプレミアム 川田

2枠 タイムフライヤー 内田

3枠 テーオーエナジー 藤岡康

4枠 アドマイヤアルバ 丸山

5枠 キタノコマンドール Mデムーロ

6枠 ゴーフォザサミット 蛯名

7枠 コズミックフォース 石橋脩

8枠 ブラストワンピース 池添

9枠 オウケンムーン 北村宏

10枠 ステイフーリッシュ 横山典

11枠 ジャンダルム 武豊

12枠 エポカドーロ 戸崎圭

13枠 グレイル 岩田康

14枠 エタリオウ Hボウマン

15枠 ステルヴィオ Cルメール

16枠 ジェネラーレウーノ 田辺

17枠 ワグネリアン 福永

18枠 サンリヴァル 浜中

 

 

 

 

 

ダノンプレミアム

 昨年度の最優秀2歳牡馬で、ここまで無敗の4連勝。ディープ産駒、年明け初戦快勝というところまでアイルランド所属の今年度英2000ギニー勝ち馬サクソンウォリアーと同じという何やら運命を感じる馬。サクソンウォリアーは英ダービー1番人気ですが、マイルしか走ったことがないという不安要素を抱えています。ダノンプレミアムはすでに弥生賞(中山芝2000m)を勝っていますが果たして……。ゆったりとしたフォームはどちらかと言うと長距離向きで、折り合いがついているところを見ると距離不安はあまり感じられません。これまでのレースが集団前目からの押し切り勝ちばかりで瞬発力勝負に若干不安があるかもしれません。ディープ産駒らしく厳しい流れの中で末脚を伸ばすタイプで、脚質的に重い馬場でも大丈夫というオールラウンダー。調教も全く緩みがなく、間隔を空けたことへの不安はありません。

 

 

 

タイムフライヤー

 昨年度のもう一頭のG1馬。時を駆け上がるクライマー京都2歳Sは3番手から粘って2着。かと思えばホープフルSでは最後方から鮮やかに差し切って1着。掴みどころのない馬ですが、ホープフルSは上がりが35.5と非常に遅かったので単にペースが早かっただけの模様。道中がゆったりする上がり勝負では不利ですが、ジョッキー間で明確に1頭をマークし辛い混戦模様の今年は早仕掛けで持久力勝負になりそうなのでそこに勝機を見出しましょう。

 

 

テーオーエナジー

 ぶっちぎり最下位人気馬です。ここまですべてダートに出走しており、地味に2回負けもあるコメントに困る戦績をしています。一応前走前々走は素晴らしいパフォーマンスと言っていい勝ち方だったのですが、別に芝のダービーに出てこなくても……。血統も芝云々の前に2流ですし、脚質的にも府中は向いていません。オーナーさん……。

 

 

アドマイヤアルバ

 今回のブービー人気馬です。戦績を見ると悪くない気がしますが、前走京都新聞杯で最後ステイフーリッシュとの差を詰められなかったのが全てと言えるでしょう。中京で左回りと坂のある長い直線を経験していますが上がりが遅い上に出足がつかないので厳しいです。ただし、前走で距離を大幅に伸ばしてパフォーマンスが向上したので、マイル戦ばかりだったこれまでのレースのことは度外視するべきかもしれません。良馬場なら内回り京都でも34.3の末脚を出せると考えると長い直線ではもっと速い上がりを出せると思います。遅め傾向のあるハーツクライ産駒ですし、先々が楽しみな馬ですね。

 

 

キタノコマンドール

 DMMドリームクラブの初年度募集馬。2連勝ですみれSを勝利し、皐月賞では最速の上がりで5着に入りました。レースぶりはすべてロスを無視した外目強襲で、明らかに小回りを苦手としています。直線に向いてからの末脚は凄まじく、長い直線なら今回のメンバーでも最速の上がりを出せるでしょう。鞍上も大正義ミルコ・デムーロジョッキーですし、今回最注目の馬だと思います。

 

 

ゴーフォザサミット

 青葉賞で混戦を抜け出して制した素質馬です。東京コースを3度経験しており、その中で2勝をあげています。2歳時に2連勝で百日草特別を制していますがなぜかこれまで1番人気どころか2番人気にすらなったことがないという幸の薄さ。ですが侮るなかれ、この馬は重賞2つを含む東京競馬場のレースですべて上がり最速を記録している紛れもない府中専用機なのです。ただキタノコマンドールやグレイルのような末脚オバケとタメを張れるのかというと厳しい気もしますが……。

 

 

コズミックフォース

 プリンシパルステークスの勝ち馬です。ダービー2勝のキンカメ産駒な上東京コースで2勝といい感じがしますが、それ以外に推せる要素がありません。

 

 

 

ブラストワンピース

 ここまで3戦3勝。2歳新馬は東京コースで33.3の末脚を繰り出し完勝。つづくゆりかもめ賞では稍重の中34.0という驚異の上がりで後続に4馬身差をつけ圧勝しました。前走毎日杯は道中2番手の位置から3F33.9の末脚というおかしなレースをしており、現時点では全く隙がありません。ただの瞬発力オバケというわけではなく、毎日杯のように好位に付けて直線で早々抜け出しても頑張れる根性を持ちわせているのもポイントです。こんな化け物に勝てる馬いるんですかね……?

 

 

オウケンムーン

 共同通信杯勝ち馬ですがインパクトに欠けます。距離延長も長い直線もこの馬にとっては歓迎すべき事のはずなのに、なぜか全く有利になった気がしないあたりが悲しいです。

 

 

ステイフーリッシュ

 今や希少なステイゴールド産駒です。長い距離には向いていそうですが、ステゴ特有の瞬発力は感じられず府中は厳しそうです。横山ジョッキーがどの位置でレースを進めるのか気になります。

 

 

ジャンダルム

 米国が誇る芝の大種牡馬Kitten's Joy産駒。この馬はどちらかと言うと小回りで平坦な馬場のほうが向いている印象で、中山や阪神での活躍を期待したいところです。アメリカやオーストラリアに移籍してみたら面白そうだと思うのですが。

 

 

エポカドーロ

 大正義皐月賞馬。歴代の皐月賞馬で、ダービーで入着すらしなかった馬を探すと2009年のアンライバルドまで遡らなければなりません。それ以降の皐月賞馬はすべてダービーで5着以内に入っているのです。人気薄でハイペースを先行し、エポカドーロと似た勝ち方をしたアルアインもダービーでは5着に粘っています。エポカドーロも皐月賞を見る限り決して弱いレースはしていません。むしろ先行して上がり4位の末脚を繰り出しているのですから強いと言っていいでしょう。父に似た怒涛のピッチ走法も良馬場での瞬発力を感じさせますし、スタミナは折り紙付きです。マークされる立場ではありますが、混戦模様で各馬早仕掛けになりそうな今回、やはり中心はこの馬だと思います。

 

 

グレイル

 皐月賞では上がり最速を記録しましたが、東京競馬場で行われた共同通信杯では末脚不発。33秒台の脚は記録したことがなく、単に重馬場が得意だっただけかもしれません。ただし追い切りは素晴らしく調子は絶好調。

 

 

エタリオウ

 2戦目の未勝利を勝ってから4戦連続2着。青葉賞でも2着に入りましたが、正直苦しい。パッとする部分がなく、まだ成長途上という気がします。

 

 

 

ステルヴィオ

 皐月賞上がり最速3兄弟の一角。スプリングSではギリギリでエポカドーロを捕らえきりましたが、距離が伸びて苦しくなった印象。この馬自身が距離延長するのは問題ないと思うのですが、他の馬の方が距離延長のメリットは大きいと思います。マイルあたりで瞬発力勝負をするほうが向いていると思うのですがどうでしょう?

 

 

 

ジェネラーレウーノ

 悩みどころ。実力は確実にあるのですが、明らかに気性が幼いうえ、外枠が絶望的に不利です。強引に逃げるとは思いますが、着順は期待しないほうがいいかもしれません。古馬になってからが本番です。

 

 

ワグネリアン

 どうせ追い込むので外枠は気にしなくてもいいでしょう。純粋な瞬発力ならブラストワンピース・キタノコマンドールをも凌ぐと思いますが、おそらくそこまで長い脚は使えません。タフなレースになると途端にポシャるのは皐月賞を見ていれば分かりますし、鞍上の腕次第でパフォーマンスの良し悪しが分かれる難しい馬だと思います。願わくば実力を出し切ってほしい……。

 

 

サンリヴァル

 非常に惜しいです。内枠ならまだ可能性があったと思うのですが……。逃げよりの先行馬で中山コースばかりを走っていますが瞬発力が皆無なわけでは無さそう。とはいえ大外枠から先行するためには最初のコーナーで脚を使いますし、今回は厳しいでしょう。