オペラオー流徒然草

鎌倉在住大学生。 競馬のことや最近気になっているゲーム・ラノベ・マンガ・アニメについて徒然なるままに。

電子漂民は2016-2017年POGオススメを紹介するか?

POGです

 

 

 

 

 

 

お久しぶりです電子漂民の皆さん、

オペラオーです!

 

 

今回はいつものレース展望とは趣を異にした新企画・POG展望を行いたいと思います!

 

 

 

 

 

その前に

 

そもそもPOGってなんなんでしょうか?

 

 

POGとは ペーパー・オーナー・ゲーム の略で、つまり仮想の馬主になってみようぜ!っていう遊びなんですね。

 

通常、2歳馬がデビューする6月前までに自分で2歳馬を選んで仮想通貨で購入し、翌年5月末のダービーウィークまでに稼いだ賞金から購入した金額を引いた額で優勝を争います。

 

近年では某有名仮想競馬予想サイトやJRA-V◯NでオンラインPOGに参加できたり、ツイッターなどのSNSを利用して友人同士でPOGをするケースも増えているようです。

参加人数が多いほどゲームとしては楽しいですし、初心者でもすぐに始められるので普段馬券を買わない人にもオススメできるゲームです。

 

そんなPOG需要が高まっている昨今。

 

しかし馬産地や育成場の情報を入手するのはなかなかに骨です。

 

というわけで今回はわたしが個人的に注目している2歳馬をピックアップしました。

 

参考になるかはわかりませんが「はぇ^~こんな馬も居るんすね^~」と思っていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

注目2歳馬リスト(仮)

 

 

 

 

 

ダブルバインド 牡   父ディープインパクト 母ラッシュラッシーズ(母父Galileo

 

フォトパドック(育成場で撮られた写真)を見た中で最も良いと感じたのがこの馬でした。ノーザンファーム生産で、馬主は金子真人ホールディングスです。

何と言っても馬体が素晴らしいです。脚が長く、胴は詰まっているものの全く太めを感じさせません。前脚と後ろ脚の付け根は盛り上がり筋肉が付いていることが分かりますが、ゴツゴツした感じではなく全体的にしなやかな肉付きです。首は長いのですが前に伸びる感じで身体全体のバランスを整えてくれています。胴の長さと太さ、脚の長さ、首を含めた背の高さ、全てが美しく収まり、写真からでもこの馬の走るフォームが想像できるのですから大したものです。

ディープインパクト産駒は2歳の秋から急激に成長する馬が多く、そのため春のクラシックにもっとも適性があります。ことしも牡馬はディーマジェスティ牝馬シンハライトと、ディープ産駒はクラシックで大暴れしてますね。ただ毎年の傾向として素質馬は大事にされることが多く、ディープ産駒で2歳GⅠを取るのは難しいと考えておいたほうが良さそうです。今年のマカヒキサトノダイヤモンドがいい例ですが、あえて朝日杯を無視するケースが今後も出てくると思います。おそらくはこの馬もそのタイプで、本格的に重賞戦線でお目見えするのは来年の3月頃になりそう。それまでは歯痒い思いをしそうですが、走ればほぼ確実に活躍してくれるハズです。

母のラッシュラッシーズアイルランドとイギリスで3つのGⅠを勝った名牝。距離もマイルから2400と幅広く活躍し、スピードとスタミナ両面で極めて優秀な母馬と言えるでしょう。日本の芝に合うかが懸念されますが、ディープと交配したことでその点は改善されていると思います。少なくとも馬体は非常に好感触で他の素質馬にも全く引けを取りません。日本で活躍するスピードタイプの馬だと思います。

 

 

 

 

 

ダルタヤの2014 牡   父Shamardal     母ダルタヤ(母父Anabaa

 

お次にご紹介しますのがまだ名前が決まっていない青鹿毛の牡馬。便宜上ダルタヤの2014と呼ばせてもらいます。上は2歳の3月30日に撮られた写真なのですが、この時期にこの落ち着きとこの馬体の仕上がりというのは非凡です。馬体も、黒くて若干分かりづらいですが非常にバランスが良く肉付きも良いです。一見胴がずっしりしていて重そうだなと思われるかもしれませんが、走る馬はだいたいこんなもんです。むしろ胴が細い馬は要注意ですね。体調が悪かったり身体が弱かったり馬体のバランスが悪かったりといろいろ問題を抱えている場合があります。

社台ファームの東主任によると、非常に丈夫で体質に問題はない。見た目ほど大人というわけではないので身体にしっかりと芯を入れたい。今は坂路で調教していて、後半2ハロンを15-15切るくらいのペースで走っている。トモ(後肢)の力がものすごいし、脚力がある上で素軽い、スピードは相当ある。性格がよく乗りやすい。と、おおむねこの馬に高評価を与えているのが分かります。 

完成度の高さは折り紙つきですが、その確かなバックボーンとしてこの馬の血統が大きく関わっていると思われます。シャマーダルディープインパクトと同じ2005年クラシック世代。フランスで2000ギニーとダービー、イギリスでセントジェームスパレスSという3歳クラシックの大レースを全て逃げ切る化け物じみた強さでヨーロッパじゅうに旋風を巻き起こしました。母のダルタヤはいとこにデイラミダラカニがいる新鋭牝系の出身で自身もグロット賞を勝っています。初年度産駒にGⅠオペラ賞を含む重賞3勝のダルカラを輩出し繁殖としての能力は証明済み。本馬には日本での産駒第1号として大きな期待がかかっています。

 

 

 

 

 

モクレレ 牡      父ディープインパクト  母アパパネキングカメハメハ

 

またしてもディープインパクトで申し訳ありませんが、今度は少し特別な配合の馬なのです。金子真人ホールディングスがおそらく今年もっとも賭けているであろう1頭。金子氏の所有馬だったアパパネの仔・モクレレです。母も父も21世紀の競馬界を湧かせた3冠馬という豪華な配合なのですが、その2頭ともが金子氏の所有馬だったことにあらためて恐ろしさを感じます。自慢の相馬眼もしばらく鳴りを潜めていたのかと思ったら、去年はラブリーデイが大活躍し、今年はマカヒキマウントロブソンと大暴れ。否が応にもこの人の所有馬に注目しないわけにはいかなくなってしまいました。近年はメジロダイボサツやウォッカの仔のような両親共にGⅠ勝ち過ぎは走らないというイメージが先行してしまっていますが、この馬は現時点での馬体の完成度身体能力の高さが群を抜いています。ノーザンの上等な設備で馴致を行えているというのが非常に大きいのですが、何にせよ血統に恥じぬ完成度を手に入れたのです。今のところ秋のデビューを目標にしているようで、POG的にはそこもありがたいところです。

 

 

 

 

 

 グローブシアター 牡    父キングカメハメハ  母シーザリオ

 

ダービー馬はダービー馬から。月並みですが、しかしこの言葉を体現するような血統の馬がこのグローブシアターです。 今年の3歳世代の朝日杯馬リオンディーズの全弟で、母はオークス馬、父はダービー馬、母父もダービー馬というまさに府中2400mを制するために生まれたような馬。半兄エピファネイア(父シンボリクリスエス)がジャパンカップを勝っていますし、リオンディーズは朝日杯勝ち馬ですでにダービーでも人気になっています。リオンディーズエピファネイアも2歳から重賞を勝っているということもポイントです。均整の取れた馬体は非常に美しく、脚も腰もしなやかでいかにも動きそうな雰囲気。脚が長く胴が詰まっているのも非常に良いです。既に名前も厩舎も決まっていることから、デビューもおそらく早め。前年度のリオンディーズの例がありますから、陣営はおそらく朝日杯を目指して調教するのではないかと思われます。2歳の内から賞金を稼いでくれるとPOG的にはかなり助かりますよね。

 

 

 

 

 

 

コロナシオン 牝    父キングカメハメハ  母ブエナビスタ

 

かつて日本中を湧かせた牝馬ブエナビスタの初年度産駒の登場です。今やスペシャルウィークの代表産駒として語られるブエナビスタスペシャルウィーク種牡馬として多くの活躍馬を残しましたが中でも牝馬は良績で、上のグローブシアターの母シーザリオスペシャルウィーク産駒です。つまりこの馬の配合はグローブシアターと同じ。さらに言えばリオンディーズと同じ父キンカメ×母父スペシャルウィークになります。こういった、父と母父の相性が良いことを一般にニックスと言います。ヨーロッパやアメリカならば種牡馬の幅が広いためニックスが成立しやすいのですが、日本はサンデーサイレンスが血統の大きな割合を占めているのであまりニックスと呼べる配合例はありません。有名なのはステイゴールド×メジロマックイーンステマ配合ですが、ステマ配合は当たり外れが極端で、オルフェーヴルのような馬もいれば、1勝も出来ない馬もいます。勝ち上がり率で見るとむしろ悪い傾向があり、ニックスと呼んで良いのかどうかも非常に危ういです。しかしキンカメ×スペは今のところ勝ち上がり率も悪くなく、重賞馬もリオンディーズタガノグランパと2頭が出ています。まだニックスと呼べるほど産駒がいませんが、今後この配合が増えていけば注目されるのではないかなと思いますので、この情報ごと青田買いしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

リナーテ 牝     父ステイゴールド  母マルペンサ(Orpen)

 

 先日行われた日本ダービーマカヒキとハナ差の大接戦を演じたサトノダイヤモンドの半妹がこのリナーテです。正直馬体や厩舎のコメントを見るとまだまだ幼いのかなという印象を受けますが、良血と将来性に期待してピックアップしました。生産がノーザンファームですでにサンデーレーシングで一口の募集がされているということで、早い時期からデビューして活躍できるのかなと見ています。現在ノーザンファーム空港で坂路1ハロンを15~16秒で走れているらしいので、どうやら仕上がりも悪くは無さそう。

父のステイゴールドオルフェーヴルゴールドシップを輩出した名種牡馬ですが牝馬の産駒はあまり活躍してきませんでした。しかし今年の産駒は馬体も血統もいい馬が何頭かいて非常に楽しみです。リナーテはそんな馬の筆頭格。血統はダービー2着馬の半妹ということで証明済みですし、馬体もこの時期としては非常に良いです。欲を言えばもう少し厚みが欲しいところですが、牝馬らしく瞬発力に賭けるタイプならばこのままいっても良いでしょう。距離はマイルから中距離がベストでオークスは完成度次第というところ。

 

 

 

 

 

 

ムーヴザワールド 牡      父ディープインパクト 母リッスン(サドラーズウェルズ

 

こちらはディープインパクト産駒ですが母は2歳GⅠフィリーズマイルの勝ち馬という良血馬。ディープ産駒らしい黒鹿毛の馬体に引き締まった筋肉と長い脚、ずっしりした胴が非常に映えます。立ち姿が理知的で気性が大人しそうなところと、芝を走る馬特有のよく跳ねそうな足首、そして盛り上がったお尻の筋肉が特徴的ですね。馬の走る要素をすべて兼ね備えた好馬体ですが、体重が重いのが少し気になります。厩舎に入れば引き締まると思いますが、大きな馬は調整に時間が掛かるのでデビューは遅れるかも知れません。ですが馬格はアドバンテージでもあるので、デビューすれば有利に働くことでしょう。

ディープインパクトはクラシック向けの種牡馬。デビューは遅い産駒が多かったのですが、母リッスンが2歳10月のGⅠを制しているので朝日杯に間に合うかも知れません。母父サドラーズウェルズは長らく欧州のリーディングサイヤーだった種牡馬で、代表産駒に現在の欧州リーディングのガリレオモンジューなどがいます。欧州ではもはや見ないことがないほどに広まった血統ですが、ガリレオモンジューサドラーズウェルズ自身も日本では全く産駒が走りませんでしたサドラーズウェルズ系で日本で産駒が活躍したのはテイエムオペラオーメイショウサムソンを産んだオペラハウスローエングリンの父でジャパンカップを勝ったシングスピールくらいです。しかしガリレオは母父としてすでにヴァンキッシュランを出しておりディープとの親和性があることを証明しています。このムーブザワールドも走りそうな雰囲気ですし、もしかするとやっと訪れた欧州血統との融和の時期なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミリッサ 牝    父ダイワメジャー 母シンハリーズ(シングスピール

 

 こちらは今年のオークスシンハライトの半妹です。生産は安平ノーザンファーム。育成はノーザンファーム早来で厩舎は石坂正厩舎。馬主はキャロットファームです。

 シンハライトの妹という血統的妙味もありますが、馬体のバランスと調教課程を加味して取り上げました。体重は4月時点で428㌔とかなり小柄でしたが、姉も同じくらいだったので走りには影響し無さそう。姉が距離に融通の効くタイプだったように、この馬も柔軟で大人しく様々な距離に対応できそうですが、デビューが遅れる可能性があり桜花賞には間に合わないかもしれません。

ダイワメジャーは去年の2歳種牡馬チャンピオン。メジャーエンブレムボールライトニングが重賞を勝った他、3歳になるとティソーナやナックビーナスがOPを勝ちました。既に3頭のGⅠ馬を排出していますが、産駒の重賞勝ちはすべて1800m以下という生粋の短距離血統です。POGとしては1600m以下のレースは2,3歳戦に多いので別段問題はありませんが、皐月賞を狙いにくい分若干牝馬の産駒を重視した方がいいと思います。ミリッサはメジャー産駒の中ではかなり身体が柔らかい方なので、2000mまでは余裕で射程圏内。オークスは馬の成長次第といったところでしょう。母父シングスピールドバイワールドカップジャパンカップなど世界中の2000~2400mの大レースを勝ちまくった名馬で、日本での産駒はローエングリンのような気性が勝ったマイラーが主でした。しかし姉のシンハライトが後方一気の競馬をしていますし、ミリッサ自身もそれほど勝ち気なタイプでは無さそうなのでシングスピールの影響は薄そうです。

 

 

 

 

 

 

 

トゥザクラウン 牡      父キングカメハメハ 母トゥザヴィクトリーサンデーサイレンス

 

トゥザグローリートゥザワールドとGⅠまで後一歩の強豪を産んできたトゥザヴィクトリーの、最高傑作と言われているのがこの馬です。とにかく身体つきが素晴らしいです。とある新聞のコラムニストは「キングオブサラブレット」と表現していましたが、そう言いたくなってしまうくらい惚れ惚れする馬体なのです。スピードの絶対値が高く、しなやかな馬体は距離延長にも対応可能。成長も早く2歳のうちにデビューが出来そうなところも高ポイントです。とにかく走らないということはありえない。そう言い切れるほどの逸材です。

キングカメハメハは今年の2歳世代で種付け数が少なく、産駒も他に比べてかなり少なくなってしまっています。それでも少ない仔の中からグローブシアターやコロナシオンやトゥザクラウンのような好馬体の素質馬を出してくるあたりはクラシック向け種牡馬最高峰の意地とでも言いましょうか。母も現役時代なかなかGⅠを勝てず非常に苦労していましたが、産駒たちは本当に惜しいレースを続けていて見ているこっちが歯痒い気持ちになってしまいます。トゥザクラウンはそんな兄たちとはタイプが違っていて、とにかく最初から素質が抜きん出ています。それこそ去年のサトノダイヤモンドのような扱いを牧場で受けているのです。牧場の方々もこの馬の素質を評価していますから、当然馴致にも気を遣っています。この馬の差はそういうところにあるのではないでしょうか。現在は早期デビューに向けて調教が進められていますが、順調にいけば秋以降にデビューできそうです。

 

 

 

 

 

 

 

ラモントルドール 牝    父ゴールドアリュール 母タイムウィルテル(ブライアンズタイム

 

今年度の私のイチオシ牝馬その①です。見れば見るほど引き込まれる好馬体。前脚から背中、後ろ脚にかけての肉付きが理想的で、首周りもしっかりしていてバランスが良い。本当に良い馬体をしています。牧場では既に育成が最終段階へ進んでいるらしく、もしかしたらもう厩舎へ移動しているかもしれません。つまりデビューは早めということ。POGならば2歳戦も重視したいですから、そういう意味でもおすすめですね。育成牧場の話では芝向きの走りをしているから芝で使いたいということなので、血統面の心配もないでしょう。サンデー系とブライアンズタイムはニックスですし、爆発的に強い馬が現れても不思議はありません。

ゴールドアリュールはダートGⅠを4勝した砂の怪物。しかしダービー5着という実績もあり、サンデーサイレンスに非常に良く似た馬だったと言われています。代表産駒はダート王エスポワールシチースマートファルコンコパノリッキーとダートの名馬が勢揃いしていますが、フーラブライドが芝の重賞を2勝、タケミカヅチが3歳から芝マイルの第一戦で活躍し続けるなど芝の重賞クラスの産駒も居ます。母父のブライアンズタイムナリタブライアンマヤノトップガンの父として有名ですが、交流GⅠ王者のタイムパラドックスアンドゥオールなどのダート重賞馬も多数輩出しました。つまり……ダートに適正がある可能性が高いということですね(呆れ)。ですが全日本2歳優駿だって勝てば賞金はかなり出ますし、そのあたりを目指せば良いのではないでしょうか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイネルズイーガー 牡     父アイルハヴアナザー 母マイネカンナアグネスタキオン

 

非常に面白い馬が現れました。父アイルハヴアナザーの初年度産駒に当たる今年の新馬の中で、最も期待を背負っているのがこのマイネルズイーガーです。しかもこの馬、今週末の日曜日(6/5)の新馬でデビューするのだそうです。これは期待せざるを得ませんね!

馬体の良さ。血統の妙味。仕上がりの早さ。全て申し分なし。父が初年度ということでホースマンからはかなり懐疑的な目で見られていますが、私は岡田総帥があまりゴリ推してこないことに好感を覚えています。育成牧場では密かに話題になっているらしく、POGサイトでは注目馬に挙げている所も多いようです。他の人と指名が被るのは面白みに欠けますが、新種牡馬の仔が好きな方にはオススメの1頭です。

アイルハヴアナザーはアメリカの2冠馬。人気薄からあっという間に2冠を勝ち、ベルモントSを前に引退してしまった嵐のような馬でした。その強さからアメリカでエクリプス賞3歳牡馬チャンピオンに輝いています。血統はとにかく”面白い”。アイルハヴアナザーの父フラワーアレイはトーセンラースピルバーグの兄。つまり日本で走っていたら芝のG1馬だった可能性があるのです。さらに二人の兄はサンデー系との血の親和性を証明してくれました。マイネルズイーガーの母マイネカンナ福島牝馬ステークスを勝った名牝で、母父のアグネスタキオンサンデーサイレンス直仔。つまり既に活躍馬が出ている組み合わせの配合に限りなく近いということです。トーセンラースピルバーグも本格化が若干遅れましたが、この馬はサンデー系を早熟なアグネスタキオンに変えたことで仕上がりが早くなりました。とにかくレースを使って良くなるタイプだと思うので、今後どんどん賞金を稼いでくれると思います。

 

 

 

 

 

 

 

アンティノウス 牡     父クロフネ 母ミクロコスモスネオユニヴァース

 

非常に完成度の高い若駒です。馬体のバランスが素晴らしく、それでいて3月の時点で実戦に出れるような落ち着きを備えた馬でした。デビューはなんと6/5!マイネルズイーガーと同じレースに出走するようです。国枝調教師は何を考えているのでしょうか……。完成度はマイネルズイーガーにも劣らない……というよりこちらの方が若干上ですから、新馬戦ではアンティノウスに分があるかも知れません。しなやかな身体つきを最大限に活かすような瞬発力溢れる走りを見せてくれるらしいので、新馬戦にはぜひ注目してみてください。

クロフネはダートで大成した馬ですが、芝のNHKマイルカップを勝っているように、当初は芝での活躍を期待されていました。産駒は芝もダートも走りますが、共通して先行脚質のマイル~中距離馬になる特徴があります。アンティノウスはクロフネ産駒には珍しいグッドルッキンホースで、その身体つきからは距離に縛られない柔軟性を感じます。母父ネオユニヴァースは2000m近辺で活躍馬を量産していますが、距離の融通の効く仔があまりいませんでした。距離の幅が利くネオユニ産駒は一体どれほど活躍できたのか。このアンティノウスがその答えを見せてくれそうです。

 

 

 

 

 

 

ミスエルテ 牝     父フランケル  母ミスエーニョ(プルピット

 

筆者のイチオシ牝馬②です。写真はありませんが、馬体が素晴らしく走りそうな雰囲気をビンビン感じます。大きく盛り上がった前脚の付け根とおしりの筋肉、適度に長い首と利発そうな顔立ち、少し太めに映るものの胴が長いため全体的なバランスは整っています。ノーザンファームの岡厩舎長によると、「見たこと無い走り方をするんですが、身体全体バネという感じ。気性も素直で調教もしやすい」とのこと。すでに坂路で1ハロン15秒ペースの調教を積んでいて、このまま行けば早めにデビューできそうだという。距離はマイルあたりが良いとのことで、父と同じ距離での活躍が期待される。

フランケルはヨーロッパ競馬史に残る最強のマイラー。14戦14勝。GⅠは10勝にものぼりました。マイル専門家とおもいきや最後には2000m以上のGⅠを2勝。圧倒的なスピードで距離も克服して見せました。フランケルの特徴は一度もレコードで勝ったことがないというところです。これだけ大レースで後ろをぶっちぎっていながら一度もレコードを出していないのは異常ですね。原因は出足の悪さに有ると思います。気性が悪いのか、この馬はスタートで少し遅れることがありました。少頭数のレースが多かったこともペースが落ちついた原因だったと思います。レコード決着が少ない中10馬身差のレースをしたりするということは、逆に異常なほどの瞬発力の証明でもありますから、瞬発力オバケのディープに真っ向から能力で対抗しうる数少ない種牡馬といえるのではないでしょうか。母のミスエーニョはデルマーデビュータントSというアメリカで最も早い2歳GⅠの勝ち馬。プルピットが日本に芝に合わないのが少し気になりますが、フランケルのスピードが上手く相殺してくれることを願いましょう。

 

 

 

 

 

 

まだまだ更新予定

 

 

 ↑参考図書その1。もっとも優秀なPOGガイドだと思います。