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オペラオー流徒然草

鎌倉在住大学生。 競馬のことや最近気になっているゲーム・ラノベ・マンガ・アニメについて徒然なるままに。

電子漂民はヴィクトリアマイル2016を予想するか?

アパパネVSブエナとかヴィルシーナ連覇とか意外と名勝負だらけなんですよ

 

 

 

 

 

お久しぶりです電子漂民のみなさま!オペラオーです!

 

今回は5/15に行われるヴィクトリアマイル牝馬限定GⅠ 府中 芝1600)の展望を見ていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 ヴィクトリアマイル(通称Vマイル)は非常に歴史が浅いレースで、第一回が行われたのは2006年5月。そもそもJRAは「内国生産の発展のため優れた牝馬は早期に繁殖に返すべき」という思想を掲げていて、1996年にエリザベス女王杯が現行の3歳以上牝馬限定戦になるまで古馬牝馬のGⅠは存在しませんでした。しかし80年代以降、ダイナアクトレスやパッシングショット、ニシノフラワーシンコウラブリイといった牡馬混合GⅠを勝つ馬が現れ、欧州各国や北米でも古牝馬GⅠを増やし始めたことから日本もその路線にシフトし、21世紀に入ると春の牝馬短距離路線目標であるヴィクトリアマイルと秋の古馬3歳牝馬全ての目標であるエリザベス女王杯の2期制が確立されました。

 

 

 

 

 

というわけで今年の春の牝馬路線総決算であるVマイルなのですが、今年は非常に面白いメンバーが登録してきているようです。

 

 

 

もっとも人気を集めそうなのが昨年のジャパンカップ勝ち馬ショウナンパンドラ

振り返ってみれば昨年は宝塚記念3着オールカマー1着天皇賞秋4着の後にジャパンカップ1着ですから、牝馬だからと軽視されていただけで実力は一線級だったということでしょう。今年は産経大阪杯3着からの始動ですが、休み明け+14キロの馬体で上がり最速の33.3を叩きだしたのは流石の一言に尽きます。実はこの馬の母キューティゴールドゴールデンサッシュの仔、つまりステイゴールドの兄弟であり、ショウナンパンドラはステイゴールドの姪に当たるという超絶良血馬ステイゴールドの近親でありながら奇跡的に非サンデーサイレンス系だった母系と、父のディープインパクトが最高にマッチしています。

 

 

 

 

 

2番手はこの馬でしょうか ミッキークイーン

収得賞金は登録馬中3位。早くも黄金世代と囁かれている昨年のオークス馬です。人気を背負ったジャパンカップこそ8着に負けていますが、それ以外は全て連対という完璧な成績。前走阪神牝馬Sでは今年絶好調のスマートレイアーに負けたものの、マイペースで逃げた勝ち馬に道中9番手からタイム差無しの2着まで迫った脚は本物でしょう。忘れな草賞以降中距離を使われてきた同馬ですが、ジャパンカップでの敗戦は明らかに距離が長すぎたことが原因です。前走の様子を見る限りマイルから2000mがこの馬のベストな感じがします。ディープインパクトは優秀な牝駒が多く、今回もショウナンパンドラ、スマートレイアーといった大物をVマイルに送り出しています。産駒がデビューした2010年以降ヴィルシーナがVマイルを連覇していて、勝率は3割超え。種牡馬に注目して馬券を買う人はディープにまず注目してもらいたいです。また、牝馬にかぎらずディープ産駒はマイルに非常に強く、マイルで活躍し続けたり、あるいは他の距離で活躍していたのにマイルのGⅠを勝ったりすることがままあります。ここ2年のディープ産駒は府中の重賞につよいことも踏まえて、今回は思考停止ディープ買いを推奨したいです。

 

 

 

 

 

こちらもディープ産駒です スマートレイアー

デビューが3歳4月と非常に遅く、素質を認められながらも出世が遅れてしまいました。デビュー5戦目・重賞初出走となった秋華賞でいきなり2着に入り競馬ファンを驚かせましたが、その後の愛知杯4着が若干痛手でした。賞金が稼げなかった影響で、重賞初制覇は翌4歳の4月阪神牝馬Sまでズレこむことになります。その後は長く勝ち切れないレースが続きましたが、昨年夏の米子S勝利から復調し始め、エリザベス女王杯では5着ながら勝ち馬とはタイム差0.1秒。道中最後方から怒涛の上がり34秒で掲示板に食い込みました。今年に入ってからは一転して逃げの競馬東京新聞杯阪神牝馬Sとマイル重賞連勝。特に東京新聞杯Vマイルと同じ府中1600の舞台であり、メンバーもマイル路線の有力牡馬たちが集っていただけに評価はかなり高いです。その東京新聞杯で逃げ戦法をとったジョッキーが昨年のグランプリでゴールドアクターに騎乗した吉田隼人騎手だったことも個人的には大きいと感じています。なので今回も吉田隼人騎手に乗っていただきたいのですが……。ディープインパクトはもはや語ることもありませんが母父のホワイトマズルは非常に面白い種牡馬です。イタリアのダービー馬で現役時代武豊騎手騎乗でキングジョージ2着という実績がある当時のイタリア最強馬です。イタリアは他の欧州諸国に比べるとレースレベルも馬の質もワンランク落ちるのですが、この馬はキングジョージ2年連続2着、凱旋門賞2着など全ヨーロッパレベルで一流の走りを見せました。長距離向け種牡馬として日本で種牡馬入りしたのですが、初年度産駒のビハインドザマスク名スプリンターとして活躍、他にもテイエムオオタカシルポートなどスピード自慢な産駒がいる他、アサクサキングスイングランディーレといった長距離馬ニホンピロアワーズのようなダート馬まで幅広い活躍馬を輩出。その自在性はどうやらスマートレイアーにも受け継がれているようで、少なくとも2200mのエリザベス女王杯は射程圏内に入っていると思います。

 

 

 

ショウナンアデラ

もし今回復活したら大変なことですね……。JRAのサイトなどで馬柱を見てもらえれば分かりますが、なんと前走は阪神JF。現4歳ですが、故障でクラシックを棒に振り、今回約1年半振りの出走となります。4戦3勝。重賞戦績は阪神JFのみとかなり判断材料が少ないですが、阪神JFのビデオを見るとこの馬の凄さが伝わると思います。後の桜花賞馬レッツゴードンキとチューリップ賞馬ココロノアイを相手にゴール前で差し切り勝ち。このレースでのすごいのは直線へ入った時点で絶望的な位置に居たアデラが馬群を縫って最後差しきったというところです。ふつう2歳の若駒ができるレースではありません。上がりはアデラが34.0で最速。2着のレッツゴードンキも9番手から追い込んできていましたが上がりは34.3厳しい展開の中差し馬を瞬発力と賢さでねじ伏せたレースでした。調教は非常に良く。好時計を連発しているそうなので今回期待が持てるのではないかと思っています。が、1年半振りですからね……普通はレースにならないと思いますし、軸にはオススメしません。父はディープインパクト。母父はアメリカの芝マイルで世界レコードを出したことがあるイルーシヴクオリティ。