オペラオー流徒然草

競馬のことや最近気になっているゲーム・ラノベ・マンガ・アニメについて徒然なるままに。

電子漂民は2016年の競馬界をどう占うか?

いやあお久しぶりですね(白目)

 

というわけで、あけましておめでとうございます!

オペラオーと申します。

新年初めての記事が2月までズレ込んでしまって非常に申し訳ありません!

今回はめでたく2016年を迎えたというわけで、今年の競馬界がどうなっていくのかをアバウトに占って行きたいと思います。

 

 

 

国内クラシック戦線

 

まずはおそらく皆さんが最も気になるであろう国内クラシック戦線の行方について!

とりあえずここまでの重賞の勝ち馬たちを並べてみましょう。

函館2歳S ブランボヌール

新潟2歳S ロードクエスト

小倉2歳S シュウジ

札幌2歳S アドマイヤエイカン

サウジアラビアRC ブレイブスマッシュ

デイリー杯2歳S エアスピネル

京王杯2歳S ボールライトニング

京都2歳S ドレッドノータス

東スポ杯2歳S スマートオーディン

朝日杯FS リオンディーズ

ホープフルS ハートレー

シンザン記念 ロジクライ

京成杯 プロフェット

きさらぎ賞 サトノダイヤモンド

 

牝限

アルテミスS デンコウアンジュ

ファンタジーS キャンディバローズ

阪神JF メジャーエンブレム

フェアリーS ビービーバーレル

 

 

現在こんな具合になっております。

それにしても2歳重賞が増えましたね。

まるでアメリカ競馬みたいになってきましたが、ホープフルS京都2歳Sのような中距離の2歳重賞は今後も増やしていく気なのでしょうか……。

欧米でも2歳のうちから2000mのレースというのは、クリテリウムドサンクルーくらいしかないような気がするのですが……。

2歳戦を重視する近年の傾向は、種牡馬入りした後の評価に影響したり、そもそも早く種牡馬入りしたい(長く走ればそれだけ怪我のリスクが高まるなどの理由により)という生産者サイドの意向を汲みとったがゆえ、なのですが、、、。

はたして日本にそのスタイルが合うかどうか。今後に期待しましょう。

 

さて重賞戦線の話に戻りましょう。

上の表を見ると、意外にも重賞を複数勝っている馬がいないことがわかります。

今年のクラシック世代はすでに「粒ぞろい」と評されているだけあって、実力が拮抗しています。が、重賞を複数勝つ馬が現れていないのはどうやらそれだけが理由というわけではなさそうです。

というのも、有力各馬がそもそも顔を合わせていないのです。

サトノダイヤモンド”2億円ホース”ロイカバード新馬戦ときさらぎ賞で対決していますが、どちらもサトノが完勝しています。しかし逆に言うと物差しがロイカバードしか無いため信憑性にかける強さです。

ハートレーも強い強いと言われていますが、その理由はキャリア一戦ホープフルsに出走しロードクエストを破ったからであり、ロードクエスト自体が有力馬と初対戦だったことを考えるとかなりアヤシイです。

これは”何を勝ったかよりも何に勝ったか”を重視するイギリス流の考え方なのですが、この考え方に乗っ取るのであれば現状最強はリオンディーズということになります。

リオンディーズは真っ向勝負で有力馬の1頭エアスピネルを破っています。レース内容も文句無く、さすがシーザリオの仔と言った感じです。G1だったこともあり、エアスピネルの他にも、シュウジイモータルボールライトニングと実力馬がズラリ。その中を一着で駆け抜けたことは賞賛に値します。

 

牡馬戦線はこの通りですが、問題は牝馬路線。

牝馬路線に関しては重賞勝ち馬よりも条件馬や、重賞で好走した馬のほうが評価が高いのです。

現在最も評価が高いのは2歳女王メジャーエンブレムです。阪神ジュベナイルフィリーズを2馬身差で勝利した勲功は大きかったですね。レース内容も非常に良くレベルが高いレースでした。世代1位の力を持っていると思います。ただこの馬はアルテミスSデンコウアンジュにクビ差で負けており、そこで少しケチが付いてしまうのが残念なところ。デンコウアンジュの方は阪神JFで7着に敗退していてこちらは最強という感じではありません。

ファンタジーSを勝ったキャンディバローズ阪神JFで9着に負けていてうーん。

ならばビービーバーレルはと思うのですが、そもそもフェアリーSはレースレベルが低いのでこちらもうーん。

フェアリーSに関して言えば負けたリセエンヌダイワドレッサーダイワダッチェスあたりの方が強いレースをしていたかな、と感じました。

他にも今週末のクイーンCに登録しているサプルマインドルフォールあたりの良血馬も実力があり、世代全体で能力が拮抗しています。

特に最後に挙げた2頭は非常に評価が高く、オークス候補とまで言われています。

牝馬戦線については、クイーンCメジャーエンブレム、ビービーバーレル、ダイワドレッサー、サプルマインド、ルフォールが登録していますから、そのレースを見て判断するべきでしょう。

 

 

 

さて今回は日本競馬3歳世代についてざっとおさらいしてみましたが、いかがだったでしょうか?

この路線展望はシリーズにしていくつもりですので、気になった方は次回もぜひご覧になってください。

 次回はアメリカ3歳世代の展望と、ドバイミーティングの展望をお届けします!